マジックテープを復活させるための方法をご案内します。
マジックテープを復活させる5つの方法を公開!
ワッペンやベルトなど素早くくっつけることができ、しかも外れにくいという特徴のあるマジックテープ。
このマジックテープの構造は、柔らかいほうの面(ループ面またはメス)と硬いほうの面(フック面またはオス)の2枚一組によってできています。
どちらかの面に不具合があると粘着力が悪くなってしまいます。
まずは柔らかい面(ループ面)についてご案内します。
マジックテープの柔らかい面(ループ面)を復活させる3つの方法を公開!
マジックテープの柔らかい面(ループ面)の粘着力を復活させるには次の3つの方法があります。
①歯ブラシで優しくブラッシングする
②毛玉取り器でゴミを取る
③コロコロクリーナーをかける
マジックテープの柔らかい面は、先端がループ状の細かい毛ばたちのような形状をしています。
このループを復活させることで粘着力が復活します。
このとき注意したいのは、ループを損傷しないように優しく扱うことです。
簡単ですので、やってみてくださいね。
マジックテープの硬い面(フック面)を復活させる2つの方法を公開!
続いて、硬いほうの面(フック面)を復活させる次の2つの方法をご案内します。
①ピンセットなどで細かいゴミを取り除く
②伸びてしまった柔らかい面(ループ面)に、ピンポイントでドライヤーを当てる
硬いほうの面(フック面)は柔らかい方の面とは違い、比較的隙間があります。
この隙間のゴミやほこりはたまりやすいけれど、取るのも柔らかい面(ループ面)より簡単に取れます。
ピンセットなどを使って、丁寧に細かいゴミも取ると、粘着力が復活します。
また、ドライヤーを温風を当てることで、伸びてしまったループを縮ませ、引っかかりやすい状態を取り戻すことができます。
ドライヤーでは、温風のあと冷風を当てることで、ループの硬度もあがり、よりよい状態を取り戻すことができますよ。
マジックテープがどうしても復活しない場合はどうしたらいい?
いろいろと工夫しても粘着力がもどらないことがあります。
その原因は1つです。
・マジックテープフックが伸びてしまっている
そうなると、マジックテープの接着面の凹凸が合わなくなり、くっつかなくなります。
そんなときは、マジックテープに軽くドライヤーを当ててみて下さい。
ドライヤーの温風を当てることで、伸びてしまったマジックテープが元の形に戻ることがあります。
このとき、注意してほしいのは、次の2つのポイントです。
①軽く温める程度にしておく
②アイロンはNG
マジックテープのフックが溶けて、ダメになってしまいますので注意しましょう!
マジックテープを長持ちさせよう!原因と対策をご案内!
まずはマジックテープの粘着力が衰える原因をお伝えします。
マジックテープの粘着力が劣化する2つの原因
マジックテープの粘着力が劣化する原因は2つあります。
①ゴミがたまっている
②マジックテープ自体の劣化
長年使用していると、どうしてもホコリ、髪の毛、毛玉、糸くずなどの小さなゴミがからみあってきます。
これがくっつかなくなる原因なのです。
また、マジックテープ自体が伸びてしまうことで変形したり、接着面がすり減ってしまうと、粘着力が劣化してしまうのです。
マジックテープを長持ちさせる3つの対策をご案内!
続いて、マジックテープを長持ちさせる3つの方法をご案内します!
①定期的にゴミを取り除く
②油脂分(食用油、機械油など)をつかないようにする
③マジックテープのつけ外しは、横から外すようにする
こまめにゴミを取ることを習慣にしておくのがいいです。
また、油脂分は滑りやすくなってしまうので、粘着力が低下してしまいます。
一度油脂分がついてしまうと、完全に取り除くことは難しいので、つかないように注意して下さい。
何気なく外しているマジックテープですが、横方向に外すことで負荷を少なくでき、ループが長持ちしますよ。
まとめ:マジックテープの柔らかい方も硬い方も復活させられる!
マジックテープはくっつかなくなると、もう使えないと思っていた方も多いと思いますが、次の方法で復活させてみてください。
①マジックテープにくっついているゴミを取り除く
②マジックテープの硬いほうの面にドライヤーの温風を当てて、マジックテープのフックの伸びを戻す
マジックテープがくっつかなくて困っている方は一度試してみて下さいね。
ですが、マジックテープにも寿命があります。
テープの変形や接着面のすり減りがある場合は、そろそろ寿命です。
衣類の場合は、リフォーム店などで交換して下さい。
こまめにゴミを取り除くことで、テープの付け外しによる負担を少なくして、マジックテープを長持ちさせることができますよ。